脳梗塞リスク評価サービスを行ってみませんか?脳梗塞リスクマーカー(A6C)検査アミンファーマ研究所

社長挨拶

 私は、平成19年3月まで、千葉大学大学院薬学研究院の教授として、研究、教育に尽力して参りました。特に、生化学の分野において、生命活動に必須であるポリアミンという物質に関わる研究を行っておりました。

 その際、偶然にも、ポリアミンから産生されるアクロレインという物質に強い毒性があり、脳梗塞と関連性があることが分かりました。

 このことをきっかけに、平成16年と平成17年に、学内向けのベンチャーコンペ(なのはなコンペ2004(教員版:ベンチャービジネス部門)、*主催:千葉大学、主管:千葉大学ベンチャービジネスラボラトリー、後援:(財)双葉電子記念財団、(株)千葉銀行、協賛:(財)千葉県産業振興センター、(財)千葉市産業振興財団)に応募し、2年連続でちばぎんひまわり賞を受賞致しました。

 このような力強い評価及び支援を受け、研究活動は益々実用化に向けて弾みがつきました。

 そして、平成17年には(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の大学発事業創出実用化研究開発事業(NEDOマッチングファンド)に、さらに、平成19年には、(財)ひまわりベンチャー育成基金事業にそれぞれ採択され、実用化に向けた基礎研究レベルでの課題をクリアしながら、脳梗塞バイオマーカーの開発を目的として平成19年4月に起業しました。

 起業後、まずは千葉大学薬学研究院の一室を借り、社員4名でベンチャー経営はスタート致しました。

 薬学研究院との産学連携により、実用化に向けて、更に技術的課題を一つ一つクリアしていく地道な研究開発を続けました。

 研究開発に加え、財務、総務、経理、事業計画策定、知的財産管理等、企業経営の仕事は多岐に渡りますが、起業時より支援を受けていた、(独)NEDONEDOフェロー(産業技術養成技術者)のハンズオン支援により、経営的課題も一つ一つクリアしていくことができました。
事業の進展に伴い、事業計画についても何度も練り直し、常に前を向いて経営を行って参りました。平成19年10月には、(財)千葉市産業振興財団の第6回ベンチャーカップCHIBAにおいて、グランプリを受賞し、脳梗塞マーカーへの社会の期待の大きさを感じると共に、我々がこの技術を必ず世の中へ出して行かなければならない、という強い責任を感じました。

 平成19年11月には、本社および研究施設を千葉大亥鼻イノベーションプラザ内へ移転し、事業活動を拡大いたしました。また、入居にあたっては、千葉市大学連携型起業家育成施設入居者支援補助金事業、および、(財)ひまわりベンチャー育成基金事業(平成19年度下期家賃使用料補助金事業)の支援を受け、家賃の一部を助成していただきました。

 平成20年(第2期)には、新たに博士研究員2名を加え、実用化に向けた研究開発の最終段階に入りました。複数の医療機関と協力し、脳梗塞マーカーの臨床研究を実施致しました。これら最終段階の研究開発に対する取り組み、及び、周辺を固める基礎研究の取り組みに対しては、(財)ちば県民保健予防財団のちば県民保健予防基金事業、(財)千葉市産業振興財団の産学共同研究促進事業、(独)中小企業基盤整備機構の中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち事業化支援事業に係る助成事業(財)三菱UFJ技術育成財団の平成20年度第1回研究開発助成事業の支援を受け、実施することができました。

 そして、平成21年の第3期は、経営人材を2名、分析研究員を1名加え、脳梗塞リスク評価サービス事業を本格的に実施いたしました。弊社が連携する医療機関の人間ドック等において、是非、このサービスを利用してみてください。現在、関東を中心に全国で90施設を超える医療機関において、このサービスが利用されております。

 弊社は大学発ベンチャーとして、産、官、学、等から本当に様々な支援を受けて、ここまで成長することができました。この場をおかりして厚く御礼申し上げます。

                                        代表取締役社長 五十嵐 一衛

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